昨日は久しぶりの雨。
少し寒いぐらいの1日でしたね。

打って変わってさわやかな6月最初の週末です。

今日は返済負担率についてお話します。

返済負担率というのは、世帯収入のうち借入金の返済額が占める割合のことです

たとえば、25歳独身 会社員Aさん 収入20万円としましょう(計算しやすくするため実態は考慮していません)。
家賃    95,000円
生活費   50,000円
借金返済 50,000円
お小遣い  5,000円

この内訳をみてどう感じるでしょうか?
かなりキツそう・・・

そんな印象を持たれたのではないでしょうか?

このAさんの返済負担率はなんと25% 月収の1/4が借金返済で消えているということですよね
Aさんはまだ若いので、これから先結婚や住宅購入などいろいろなライフイベント(人生の大きな出来事)が待っていそうですが、この状態では貯蓄もできないのでは・・・ と心配です。

ここまで極端な例もないとは思いますが・・・

一般的に食費や生活雑費などは流動費と言われています。
その時々によって増えたり減ったりします。
「今月は使いすぎてキツイな・・・。来月は少し抑えよう」
などと思ったりするわけですね。逆に言えば調整可能ということです。

一方家賃や借金返済は固定費に分類されます。
賃貸契約や融資契約で
「〇〇年間△△円で家賃を支払います」
「〇〇年間年利◇◇%で月々△△万円返済します」
と決められているので、その約束に沿って支払/返済します。
「今月はちょっとピンチなので、家賃を1万円少なく・・・」
「来月友人の結婚式が重なっちゃってローンの支払いを今月だけ3万円少なく・・・」
なんて不可能ですよね。
つまり金額が固定されていて調節できないわけです。

収入はというと・・・
じゃぶじゃぶお金が入ってきて・・・という人は別として一定ですよね。

Aさんの場合ならば月収20万円とかです。
Aさんの場合は、収入に占める返済額の割合はかなり大きいですね。

でも、Bさん 月収50万円 返済比率25%だと、125,000円です。
比較的余裕がありそうですよね。 

収入に占める返済額の割合は、収入の額によって負担感が変わるのですね。
先ほどはAさんの月収で返済負担の割合を求めましたが、通常は
年間の返済額÷年収×100
で求めます。

先ほどのAさんの返済負担率は
(5万円×12か月)÷(20万円×12か月)×100=25%

Bさんの返済負担率は
(125,000円×12か月)÷(50万円×12か月)×100=25%

となりますね。(さっきの逆を計算しただけですが・・・)

もし、Bさんに住宅ローン以外の返済があったとしたら、返済負担率は当然変わってきますよね。


金融機関では、年収の幅ごとに一定の返済負担率を決めていて、その返済負担率をオーバーするようだと融資不可ということもあるかと思います。

たとえば(仮定の話です)
Aさんが賃貸だといつまでも家賃を返すだけだから、と考え 家賃分の95,000円を毎月返済額とするローンを借りようとしたとします。
95,000円×12か月 ÷ 200,000円×12か月 =47.5% 
これはおそらく無理でしょうね
収入の半分が借金返済・・・ 生活が成り立たないでしょう・・・

でもBさんならば、125,000円のローンが組める可能性は高くなると思います。

私は住宅ローンアドバイサーの資格を持っていますが、試験問題では融資の審査(ローンを利用できるかどうかチェックすする仕組みです)では、通常の金利よりも高い4%の金利でも返済できるかどうかを審査するというものが多かったです。

つまり、なにかイレギュラーなことが起こっても(けがをして仕事を続けられなくなったとか会社が倒産したとか)その人は約束通り返してくれるのかを見るわけですね。

だからと言って、返済負担率ギリギリでローンを借りられたからオールOKとはなりません。
これから返していかなくてはならないし、扶養する家族が増えることもあります。
返済負担率ギリギリでは将来に向けての貯蓄や投資もできなくなってしまいます。

適性な返済負担率でゆとりある家計を目指しましょう

Have a nice day